2009年11月09日

洋装下着の歴史(8回目)

 未知に等しい商品の開発に向けて、創意工夫とチャレンジが繰り返された「洋装下着の黎明期」であったが、洋装下着の進化に強く影響をもたらした材料として「ゴム」があげられる。
 後年、伸びる繊維として画期的なポリウレタン(スパンデックス)が開発されるまでは、コルセットやブラジャーのコントロール(伸縮性を特性とする)材料として必要不可欠のもので、戦後のスタートは「ゴム」無しexclamationには語れないのである。 
 特にファンデーション(ボディを補正する機能衣料)の場合、他の衣料品以上に糸や生地の伸縮性との関わり合いも深く、より高品質な「ゴム」を求めることになる。img_0002_2.jpg
 戦後、最初に登場した洋装下着はコルセットであったが、単に伸びない生地を使ったのでは用途を果たせないわけで、伸縮する生地で身体に適度にフィットさせ、それをコントロールする「ゴム」の果たした役割は大きい。
 戦後初期には、洋装下着専用のゴム織物は存在しなかったが、その供給でファンデーション業界に貢献したのが、松本産業株式会社(現:マツモト・テキスタイル株式会社)で、そのころの松本産業のゴム織物にはトレードマークの“ピース印”がつけられ、その品質は非常に高く評価されていた。
 良い製品をつくるには、優れた材料を手に入れるひらめきことが極めて重要な時代である。その後、より積極的にファンデーション用素材の開発に力を入れ、業界の発展に大きく寄与している。
 その間、ファンデーション用のゴム織物を扱う業者も増え、コルセットの細巾から広幅ゴム、ガーターベルト、ブラジャーの背ゴム、ストラップに至るまで、多種多様のゴム織物が開発された。
 より良い材料を求める製造メーカーの執念と、ゴム織物メーカーの弛まない努力あせあせ(飛び散る汗)が、素材開発の原動力になった事は確かなようである。

※日本ボディファッション協会様の文献を、参照させて頂きました。
posted by ひできち at 19:46| 滋賀 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 下着に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下着の歴史・・大変良くわかりました^^
次は、露出系の物の、アップ期待しております^^
えーと
劇的改造の件で最終お会いしたいのですが、時間都合作って頂きたいです。
奥様も、お急がしと思いまして、文面上ですみませんです。
Posted by shimazaki at 2009年11月27日 14:53
 いつもすみません。
 Eroeroブログにコメントを入れましたが、今週は都合が悪いので、また連絡をさせて頂きます。
Posted by ひできち at 2009年11月27日 18:20
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